勝間和代さんの新刊のカバーの色に意見!それで結果は? [マーケティング]
先日、勝間和代さんのブログ「私的なことがらを記録しよう!!」で、ディスカバーから出される『勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド』の本のカバーの色について意見を集めているということで、ちょっと力の入ったコメントをしてみました。
http://d21.boxerblog.com/discover/2008/02/post-3d60.html
内容は以下全文掲載
(ここから)
ズバリ黄色です。
もちろん好みで言ってませんよ。私なりの経験にもとづいた意見です。
理由は3つ。
1.立ち上がりが重要で平積みされることを考えると、冬は白より暖色の黄色の方が心理的に手に取りたくなるはず。
2.白だと、帯の勝間さんのスーツ姿の写真の印象が強く出過ぎて、いかにも「公認会計士です!」というカンジになってしまう気がします。もちろん、そこが狙いなら別ですが、そろそろ、その肩書きは弱めても十分なくらい勝間さんご自身のキャラクターが立ってきているのではないでしょうか?
3.吹き出しのコピーに気持ちが乗って見えるのは黄色の方。白の場合は、コピーだけが際立ちすぎて、女性の気持ちが少しそぎ落とされてしまう印象があります。
以上、勝手なことを申し上げました。
どうか沢山売れますように!
書店で手に取るのが楽しみになりました!
(37歳男プロダクトディレクター)
(ここまで)
ちょっと、生意気ですね。ハッキリ言って偉そうなカンジ。
でも、思い切ってプレゼンしてみたわけです。
で、結果が出ました!
ずばり、白でした。。。
http://d21.boxerblog.com/discover/2008/02/post-3a85.html
ガァ~ン!
92件の意見が寄せられたそうです。
結果、白が45、黄色が45、その他2で同点。
それで、勝間さん本人の裁定で白に決定したそうです。
勝間さんが白にした理由は、「吹き出しの読みやすさ」だそうです。
これは、とても大切!
大切なだけに当然、わたしもチェックしてました。
チェックした結果、OK。読める。上の3で述べた理由に至ったのです。
吹き出しについての考え方が著者と全く反対だったのですね。
まあ、この手の内容は実際印刷された原稿を見てみないと分からないので、見てみたら黄色が読みにくいなんてこともあり得ると思います。経験上。
でも1、2の理由も含めて、黄色、アリだと思うのですが。。。
残念!
でも、内容が良ければ、どちらも売れることは売れると思います。
何よりブログでの投票に92件ものまともな意見が寄せられているのですから、これは間違いありません。
もし黄色だったなら、売り上げはどうっだったか?というもしは意味がないですが、白、黄色の2バージョンを並べて、売れ行きを測定してみたいものです。あり得ない話ですが。
ディスカヴァーの干場です。
ほんと、すみませんでした。力の入ったコメントいただいたのに。でも、白も白で、いいと思いません? 「グーグル化」の横で店頭で映えていると。
で、中身でどうでしたでしょうか?
発売3日間の紀伊国屋のPOSデータによると、半分が男性。
売れ行きのすごさとあわせてうれしい誤算です。
コメント同様、このブログも長くないのに、読み応えがあります。また、遊びに来ますね。
by 干場弓子 (2008-03-09 09:14)
干場さん、まさか社長ご本人からコメントいただけるとは!
コメントなど、ほとんど付かないブログにありがとうございます。
本当にうれしいです。
それから生意気なコメントしまして。。。
さて、『勝間和代のインディペンデントな生き方実践ガイド』の感想ですが、いましばらくお待ち下さい。
実は、なんと2店舗を回って発見できず!なのです。他の「グーグル化」などはあるのですが、なぜか「インディペンデント」がない!?
今回は、あんなコメントをした手前、必ず書店で十分に評価分析をしながら購入することを決めています。
2店舗とも時間が無くて、理由(品切れ?)を確認出来ませんでしたが、購入状況からレポートしますので、是非また遊びに来て下さい。
それにしても、ご本人からのコメントは本当にうれしいです。
実は、こんないーかげんなブログですが、過去にも当事者というか関係者からコメントを戴いています。
最初は建築家の諸角敬さんから。
建築雑誌に掲載された作品を勝手に批評したら、ご本人からコメントを戴きました。
http://blog.so-net.ne.jp/cue009/2006-05-19-1/trackback
それから気になるCMをこれまた勝手に批評したら、PR担当者さんからコメントを戴きました。
http://blog.so-net.ne.jp/cue009/2006-05-18-1/trackback
今回コメントいただいたのは、大胆にもトラックバックさせていただいたからだとは思いますが、このような攻めの姿勢は勝間和代さんの書籍を読んで以降ですので、過去はこれまた当事者の超敏感なアンテナに引っかかったものと思われます。
長くなりましたがレポート書きますので、是非ご一読下さい。
by cue009 (2008-03-10 01:25)